ショーンK氏と嘘とオススメのお話

   

テレビを見ないので知らなかったですけど

ショーンK氏の件、大変な騒動になっていますね。

キー局のニュース番組にもレギュラー出演するまでに

登り詰めたメンタリティは恐れ入ります。

 

ところで、昔から

「嘘が雪だるま式に膨張していく」映画やドラマが好きなんです。

三谷幸喜氏が得意な手法です。

「王様のレストラン」のエピソードで

梶原さんが息子に総支配人だと偽るエピソードが最高ですね。

つい自分自身を大きくみせようとしてしまう気持ち、分からなくもないです。

また全話見返したくなっちゃいます。

 

宮沢りえ主演の「紙の月」も良かったですね。

宮沢りえの演技プランが巧妙で、

ラストが想像していたのと違う展開だったので面白かった。

いい意味で裏切られました。

老齢の女性がお金を絡めとられてるのを気づいているようだけれど、

宮沢りえに笑顔を送る場面が印象的でした。

台詞無しでもなんともいえないそれぞれの思惑がジワリと伝わってきました。

 

ショーンK氏のJ-WAVE放送にエールを送る人もいるようですから

嘘が築き上げる誰かにとっての真実もあるという事なんでしょう。

とはいえ、他人を傷つけないものでも社会の秩序がなくなるので

嘘・詐欺行為はダメ、ゼッタイですよ。

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, 映画