「俺たちは、氷室京介を卒業できない」というコピーが秀逸すぎる。
広告ウォッチが趣味なんです。
タイトル落ちなんですけど、
最近みたキャッチコピーの中では
ヒムロックこと氷室京介氏の
オールキャリア・ベストアルバム「L’ÉPILOGUE」
「俺たちは、氷室京介を卒業できない」
が一番ササリました。
0.2秒くらいでバナー広告に反応しました。
俺たち…ターゲットであるファンに直接呼びかけ
(”俺たち”という言い回しはヒムロックのファンに一番フィットする)
氷室京介…プロダクトと表現してしまい誠に恐縮です
他意はありませんのでご了承ください
卒業できない…卒業できないファンの思いを代弁している
広告のキャッチコピーはできるだけ短く・シンプルなのが
良いとされるので、お手本のような詞ではないでしょうか。
読んだ人に『これ、俺の気持ちだよ』と
インサイトを突ける言葉が力強く響くのです。
なによりコピーを制作した人が
氷室京介を心底理解していることが
伺い知れて好感が持てますね。
因みに私は”布袋派”です(氷室さんも勿論好きですが)。
ボーカリストが当然、真っ先に目立つのですが
場面によっては歌い手を喰う位に
前に出てくるギタリストというポジションへの憧憬が強いのです。
もう二人の再共演は無いと思いますし、
伝説は胸の内にしまったままで
良いのではないでしょうか。
T.HASE拝。