〈敬語〉を使う本当の理由。

      2016/10/12

〈敬語〉の存在理由なのですが、

昔は”年上を人を敬う”と捉えていました。

そういった側面もありますが、

歳を経て思ったのは敬語が

”自分の身を守る為”のものだという事です。

 

”学校という村”から”社会という荒海”に出ると、

本当に様々な人がいます。

いわば野生のジャングルに放り込まれるようなものです。

どこからライオンが襲ってくるか分かりません。

 

仕事として関わる場合

あらゆるタイプの人と

上手く関係性を保つ必要があります。

〈敬語〉を使っていればまず間違いが

起こることが少ないのです。

 

歳下の方と接する機会も増えてきましたが

上から目線のウザいオッサン扱いされて

無下にされないかビビってますので

より丁寧に接するように心がけています。

 

〈敬語〉もそうなのですが、本当の意味合いを

理解していないと危ういことって多々ありますね。

 

昔、広告代理店の営業の方で

歳上を含めてあらゆる人に対して

タメ口だった営業マンの方いたのですが、

逆の意味ですごいなぁと思っていました。

馴れ馴れしい態度ということではありません。

自分の仕事に自信が無ければ

あの裏表のないスタイルは

できないなぁと感心しておりました。

密林でも素手で戦える人は

敬語なんてガードは特に必要ないのかもしれません。

T.HASE拝

 - コラム_T.HASE, 仕事論