TBSドラマ『重版出来!』で”ツブシの安井”の若かりし頃の姿に感極まり、涙。

      2016/10/13

3年ぶり位に連ドラをチェックしていて

重版出来!』にハマっております。

演出・脚本・キャストと全てのパートが充実しており

すごく丁寧な作りで好感が持てます。

”ドラマのTBS”面目躍如といったところ。

人気マンガ原作という現代のトレンドと

歴史によって培われたドラマ職人芸が

上手く融合した作品になっています。

 重版出来イラスト

安田顕さん演じる”ツブシの安井”のゲスさにいつもムカついていたのですが、

昔はアツい編集者で、雑誌を廃刊にした役員に突っかかっていったくだりで

思わず涙してしまいました。

実生活で泣くことはまず無いのですが

ドラマや映画鑑賞ではついつい涙腺が緩みます

群集劇なのでキャストそれぞれの出演シーンは短いのですが

実力派の俳優さん揃いなのでキャラの存在感は皆、際立っております。

先週は火野正平さんが登場されてましたが

回想シーンもかなり作りこまれていたので

ドラマの作り手さん達の本気度が伺えました。

スタイリングも面白く(松重さんの格好みたいな阪神ファンいますね)、

細かい箇所を見始めるとキリがないので、1回の視聴に留めております。

今週のエピソードは理想と現実の狭間に立つ

出版社の立ち位置を露わにする話でした。

”ツブシの安井”に最後、感謝の意を伝えていた

”バイブス編集長 和田(普段は何もやってない)”の

心遣いにグッときましたね。

「理想」と「売上」のバランスをとること。

これはどの「会社」も思い悩むところではないでしょうか。

今後はラストに向かってライバル誌

”週刊エンペラー”との勝負の行方に注目です。

それにしても、日本のドラマはやはり面白いのですが、

『真田丸』も盛り上がっており非常に気になります。

”仕事を引退したらイッキ見したい作品リスト”

入れておきたいと思います。

T.HASE拝。

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