くるり=京都のバンド という矜持。

      2016/10/12

くるり岸田繁、30分超え交響曲作曲に初挑戦 12月に京都市交響楽団が初演

いやー先にやられたなぁ!と思いました

(当たり前か)。

 

自身の夢のひとつに、

”還暦を自作の交響曲でお祝いする”があるのです。

10分位の演奏時間なら何年かあれば

フルスコア書けるかな、と目論んでおります。

 

岸田氏は常々、クラッシックへの畏敬の念を述べており、

オケをフューチャーしたアルバム『ワルツを踊れ』を作っているので

どんな旋律を奏でるのか非常に楽しみです。

 

京都のバンド、といえば真っ先に名前が挙がるのは”くるり”。

関西人全般に言えることですが、

”ど真ん中の表現はサムい”という意識があると思われます。

照れ臭さからきてるのですが、

くるりの曲もコード進行はひねくれたものが多いです。

「♪ハローグッバイ」くるり

ハローグッバイ_コード

※楽器.meより引用

「ハローグッバイ」のAメロなんかは

他に類似がないかなりヘンテコなコード進行を

自然聴かせております。

調性感が無い歌メロの入り方で、フワフワとしており

”始発電車に乗り過ごす”地に足のついてないシーンを

見事にサウンドで表現しています。

 

ロックで培われた和声の手法を

どうオーケストレーションで反映するのか!?

期待は高まるばかりですね。

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, 音楽