イチローから学ぶ【継続力】の大切さ。

      2016/10/12

イチロー「記録」と「記憶」

名球会入りの条件が2,000本安打なので

メジャーリーグで3,000本安打記録の偉大さがヒシヒシと伝わってくる。

境地に達してるイチロー(敬称略)ですら

日々素振りしているので、

私のような凡人はバットを振り続けるしかありません。

「毎日、◯◯◯を行っている」人は割りと少ないんですよね。

なので、継続していくことで少しずつ抜きん出ていくはずです。

取り敢えず、毎日同じ昼食メニューにすることの真似などしております。

 

イチローがあらゆる野球の才能に恵まれている、と昔は思っていたのですが

実は体が元々硬くて(信頼ある情報筋より)、

ストレッチによりあの驚異的なしなやかを

身につけた事を知って愕然としました。

身体能力は、決して天賦の才ではなかった。

 

天才的な人って自己顕示欲が無い人が多いのです。

ですので、世に出るのには才能が足りない位で丁度良い

 

”努力”という形容の仕方も少し違うような気がしています。

”練習””努力”というと何か悲壮感みたいなものが漂いますが、

ご本人も”ストイック”と言われることを嫌気してました。

これは推測なのですが

”歯を磨く”ようなことに近いのではないでしょうか。

毎日やらないと気持ち悪い、みたいな感覚。

やらなくても死なないけど、続けてないと

自己を維持できないようなもの。

 

あと、イチローが打率でなく安打数にこだわっている、というのも腹に落ちました。

昔は4割を達成して欲しいなぁと思っていましたが、

打率はあくまで相対的なものだし、規定打数に達すれば可能なものでもある。

アベレージを気にすると積極性を失います。

1打1打を重ねてとんでもない山頂に辿りつくことの

難しさを考えれば、チャレンジすべきは積み重ねていくことであろう、と

考えられたのではないでしょうか。

 

どこかのタイミングで

またイチローとキングカズの

「いつまでも現役」対談をみてみたいですね。

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, スポーツ