リオ五輪:サッカー男子に思う、積極的なミスを許容する社会へのシフト希望。

      2016/10/12

リオ五輪:サッカー男子のスウェーデン戦を観戦しました。

勝利しましたが惜しくも予選敗退。

試合開始早々に「なんでシュートを撃たへんねん!?」という

シーンがありました。

良い形で1ゴール決まりましたが

相変わらずの決定力不足という面も浮き彫りに。

 

ペナルティエリア内では迷わずシュートを撃つ、というのを

幼少の年代から日本全国で徹底した方が良いような気がします。

シュートをふかすとサムいという空気を

草の根レベルから払拭しないと、ゲットゴールの文化は醸成できない。

プロの選手でも、DNAレベルに刻まれている

”確実な状況にならないとシュートを撃ってはいけない”という

意識に囚われている。

OA枠の興梠選手なんかは、無理な態勢でも身体を捻りながら

枠内シュートまでもっていく強気なマインドが垣間見えました。

ミスしても構わないので、

シュートまで持ち込むチャレンジ拍手をおくりたい。

 

初戦で5失点をくらったディフェンスですが、

スウェーデン戦は終始日本が押しこむ場面が多かったので

守備の良し悪しは判断しかねました。

中盤でプレスして取り囲みボールを絡めとる意図は窺えたので

すべてが上手く噛み合っていれば予選突破も決して

難しいハードルではなかったように思いました。

 

個人的にはエースナンバー10番を背負った

中島翔哉選手みたいな選手が

世界でどこまで通用していくのかみてみたい気がしますね。

小柄ながら俊敏性に優れたテクニカルなドリブルが

デカい海外のプレーヤーに対して有効であることを

是非とも証明してもらいたいところです。

 

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, スポーツ