”築地銀だこ”の【たこやき】は関西人からすると異端。
2016/10/12
渋谷に行った際に、駅前の『築地銀だこ』に入店しました。
関西人として、これまで頑なに出自が関東圏である
『築地銀だこ』で殆ど食べたことがなかったのです。
久しぶりに食しましたが、
銀だこをたこやきにカテゴライズしてよいものなのでしょうか。
たこ焼きという名を語った新たな食べ物のジャンルであると言いたい。
関東では市民権を得ている、というか
たこ焼きのスタンダードであろう銀だこを、私は決して認めたくない。
◎外側の皮
銀だこ一番の違和感は外の皮がカリカリし過ぎている。そして分厚い。
関西のたこやき⇒フワフワしていて皮も薄いような気がする。
(しばらく食べてないので断定出来ないが)。
銀だこは噛みごたえある皮で、極端に言うとスナックのような感すらある。
◎中身
銀だこは中身がドロっとしておりやや重め・ソースが甘い・タコはジャストサイズ
関西のたこやきは中身がトローっとしており、
熱すぎるとホクホクしないと思わず吹き出してしまう。
地元の尼崎(兵庫県)では、小学生頃だと
1コ10円でたこ焼き売ってたわ。10コ食べると満腹になった。
原価幾らやねん^^; 粉もんは当たると儲かるんやろうなぁ。
銀だこはたこ焼き自体は勿論のこと、店舗の内装も
まとまりがって洗練されているように感じた。お酒も飲めるんですね。
多少の違和感は拭えないものの、美味しかったことは確かです。
築地銀だこを経営している株式会社ホットランドさんは東証一部で上場されている。
最近、同じく関西が本場の串かつについて
拠点が関東圏である「串カツ田中」が上場を果たした。
”大阪伝統の味”って、アンタ出身は東京ですやん!?
ことごとく上方の看板を江戸に持っていかれてる訳で、
関西人としては忸怩たる思いなのである。
T.HASE拝。