仕事で【電話】を使用することを禁止すれば広告業界の業務量は2割ほど減るのではないだろうか。

   

日本から過剰な残業を減らさないといけないというのは

社会的コンセンサスである。ではどうすればよいのか。

徹底的に無駄なことを排除していく必要がある。

私は

仕事で電話を使用することを

原則的に禁止

することを提言します。

 

あらゆる現場に当てはまる話ではないが、

私が末端に属する広告業界は電話でのやり取りが非常に多い

携帯が焼き付くほど電話している広告代理店の営業さんを何度か目にしてきた。

 

最上のアウトプットを生み出すのに精神集中する必要がある為、

弊社はクライアントの皆さまからご理解いただき、

ほとんど電話は鳴らないようになっている(※仕事が無い訳ではない)。

野球選手が試合中に通話が出来ないのと同一の状況である。

でも、ベンチでチラッとメールを見ることはできる

メールであれば0.5秒で確認して、1秒で折り返すことができる。

テキストベースでのやり取りの方が結果的に

情報伝達速度は速く、ミスも起こりにくい

 

◎電話・メールの確認コンボ

(電話で長話したあとに”言った・言わない”を避ける為、更に確認のメールを入れる)

もしくは

折り返し電話の無限ループ

(お互いにタイミング悪く電話が繋がらず、いつまでたっても要件が不明)

少しずつの時間の積み重ねが、やがて膨大な業務量へと可変していく

 

電話で話をして確認するのは、仕事のパートナー同士の精神的な

信頼関係の補完のみで良いと考えます。

タイミングでいえば仕事の発生時プロジェクト終了時

業務的なやり取りはすべてメールで完結するはず。

 

あと、無理なお願いついてもいきなりの電話は避けたほうが賢明。

唐突に無茶振りされたら、受けた方は

瞬間的に負の感情で反応してしまいます。

メールで一旦打診すれば、気持ちにワンクッション入る。

後追いで電話を入れればよいでしょう。

 

以前ブログに書いたメールの件も同様なのですが

一部の人だけが無駄になっていると考えられる事を

止めればよいという話でもない。

社会全体で少しずつ不必要なタスクが軽減されるよう

あらゆるパートが徐々に改善されていくことを願っております。

 

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, 仕事論