映画『二ツ星の料理人』を鑑賞して美食への憧憬が芽生える。
2017/12/26
四コマ映画さんに上記に掲載のマンガをアップしました。
厨房を舞台にした映画やドラマが好きで
三谷幸喜『王様のレストラン』がフェバリットなのです。
若かりし頃にレストランでバイトしていたことがあり、
仕事人としての心得はここで学びました。
最初は本当に要領が悪かったのですが、
ライブ感のある現場でかなり鍛えられました。
V6の三宅健氏がたまたま来店した際に
オムライスを作ったことがあります(実話)。
『二つ星の料理人』ですが、
ストーリーはオーソドックスなものです。
うらぶれた主人公が、心入れ替えて
理解者を得て、仲間を作りながら新天地でやがて復活していく。
ライバルとの関係性の行方はいかに!?
いがみ合っていたヒロインとやがて恋仲に!?
ストーリーに意外性はなくベタな展開ではありますが、
安定感がありリラックスして愉しめます。
主演のブラッドリー・クーパーが
一見強面ながら、弱さも垣間見せる
ダメ男ではあるが繊細な役柄をうまく演じています。
こんなエキセントリックな料理長の下では
決して働きたくはないですが…。
映像が綺麗で、料理がものすごく美味しそうに撮られています。
カメラワークやカット割り・編集のテンポ感は好みで
まさしくウェルメイドな一本です。
日本にかつてミシュランが上陸した際に
非常に話題になりましたが、
まだ星がついたお店に行ったことがありません。
お寿司屋さんなど行ってみたいなぁとふと思いました。
T.HASE拝。