Jリーグ チャンピオンシップ:レッズの悲劇は2度と繰り返してはいけない

      2016/12/04

鹿島、勝ち点15差ひっくり返す“下克上”V 浦和まさか…10年ぶり頂点逃す

鹿島アントラーズ、優勝おめでとうございます。さすがの勝負強さ

今季はレッズに勝ってもらいたかった

私はガンバのサポーターですが、敵ながら

チームとしての完成度の高さに

舌を巻きました(ガンバvsレッズ戦のマッチレポート)。

 

興梠選手のボレーは大舞台で決めたことも含めて

2017年 Jリーグでのベストゴールじゃないかな。

古巣の鹿島に引導を渡して、ストーリーは完結するかと思われました。

 

監督批判で一悶着を起こし代表も一時外されていた

金崎選手が最後にすべてもっていく形になりました。

得てしてそういうものか。

 

レッズサポーターさん達は相当モヤモヤして

年を越すことになると想像されます。

同情を禁じ得ない

 

そもそもチャンピオンシップは凍結された制度で

復活はないと思っていました。

放映権料や一時的な盛り上がりなど

目先の利に走った歪みが、年間勝ち点差15もあった

鹿島が浦和を追い抜いたことに現れた格好です。

 

超大型契約10年2100億円 英企業競り上げた
大型契約によりチャンピオンシップは

再開から2年と早々でなくなる訳です。

『喉元過ぎれば熱さを忘れる』ではないですが、もう復活は無いよね。

懐事情によるものであったことは理解できますが

軸がブレると必ず揺り動きが生じる。

 

途方もない予算組みができるようになった

Jですが、お金は使い方も難しいものです。

チームの勝利・集客に寄与する

大物助っ人の獲得も勿論アリですが、

長期ビジョンに基づいた先行投資による

サッカー文化の隆盛を願います。

 

 

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, スポーツ