バルサ対レアル:クラシコを観戦 最後は「そしてイニエスタ」。
2016/12/05
ドローに満足のジダン監督、劇的弾のS・ラモスには「もう驚かない」
リーガ・エスパニョーラ第14節、
3日に行われたバルセロナ対レアル・マドリード
“エル・クラシコ”をスポーツバーJAPANさんで観戦。
この試合を観た方は誰もが
イニエスタは、やはりすごい!!
と思われたのではないでしょうか。
負傷明けで、後半途中からの出場でしたが
それまでレアルが押し気味だった試合展開を
一変させました。
バルサの淀んでいたパス回しが一気に円滑に。
ブスケッツも余裕のあるヒールパスを見せ始めるなど
イニエスタ1人入るだけでここまでチームが
流麗に変貌するのかと感嘆しました。
まさにゲームの支配者。
ゴツゴツしたレアルのディフェンスに対して
ものすごく簡単そうに、脱力した状態で
プレーしているように見えるのが不思議です。
食いつかせて、軽くいなして、相手を外して、
余裕をもって次の選手にボールを繋いでいくんですよね。
緩いパスを交えながら、時折鋭い縦パスで
ディフェンスの間隙を突いていく。
前半はメッシが配球を行っていましたが、
やはり彼はフィニッシャーとしての方が相手にとって恐い存在でしょう。
ブラブラ歩いていて、たまに獰猛さを発揮するのが脅威です。
レアルでセンターポジションを担うのはモドリッチ。
イニエスタ:アーティストタイプ ⇒ バルセロナ
モドリッチ:ファイタータイプ ⇒ レアルマドリッド
中心選手の特徴にそれぞれのチーム哲学が色濃く出ております。
勝ち点差は6のままとなりましたが
リーガもまだ先は長いので
両者ともに最後まで優勝戦線で
せめぎ合いを続けてもらいたいものです。
T.HASE拝。