お金に関するポエムを徒然なるままに。

      2017/01/23

以下、お金にまつわる個人的な見解ですので

異論反論オブジェクションはご容赦ください。

値付けは難しい

 

イラストの仕事については、自分で価格を決めて売るというのは

いつまでたっても思案のしどころなのである。

3分で描いたものの方が、3時間かけた作品より

クオリティが高い場合もある。時給で換算できない代物である。

 

「えー¥○○○なのに、このクオリティ感すごいですねー。」と

出来る限り、設定した金額以上の満足感

得てもらえるよう善処しております。

そうして、次回の引き合いに繋がるよう

”信頼感”を売っている(つもり)。

 

手間暇はかかる一方なので、ハードルは常に上がっていきます

つまり、本当の意味で儲かっているとは言い難い状況である。

”儲け”って、かけたコスト(スキル・時間・経費)に対して

倍々ゲームで利潤が楽々と膨らんでいくイメージですよね。

 

フリーミアムモデルで、無料で作ったものを配布するのは

手法として全然アリでしょう。

作ったモノをみてもらうのが、一番の宣伝ツールとなる。

コストかけて広告・営業するのと全く同じ行為です。

少なくとも「中身もよく分からずお金払って買ったのに、これは期待ハズレ〜」

という状況は避けられる。

 

 

 

 

クリエーターが無償で仕事依頼される件についての見解

 

タダで仕事をお願いするのは勘弁だが、

自ら無償で仕事を引き受けることはあります。

 

仕事を取りに行く際、自主的にプレゼンをすることはままある。

頼まれてもないことを勝手にやって驚かせるのが好きな性分です。

タダのコンペは今後やることは無いでしょう。

自分の実力不足なのかもしれませんが、

1度も上手くいった例がない(ろくなことはない)。

 

 

 

 

ノールールの社会だからこそ誠実であることが肝要

 

極稀ではありますが、

完全に納品が終わってても支払いがないこともあります。

これは事業主・フリーランスあるあるかと思われます。

 

とはいえ本当にレアケースであり、

約束は守る、という日本人の気質の誠実さありがたさを覚えるのです。

まったく接点の無い方と仕事が成立する、というのは

当たり前のようでいて実はすごいことだな、と。

逆に、自身も実直であらねばと背筋が伸びる思いであります。

 

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, 仕事論