[キング カズ]から学ぶ”一生涯現役”を貫くスタイル。

      2017/03/13

キングカズ、 J2第3節横浜FCv群馬 にて

2017年 J初ゴール出ました。

 

練習は本気 本番は遊び

こぼれ球に反応して、ゴールキーパー・DFとの間合いを見極めた上で

1・2歩目の歩幅を少し大きめにとり、上手くタイミングを合わせて叩き込みましたね。

”ゴール前は落ち着いて対応する”教科書のようなプレーです。

私も”下手の横好き”で月1回フットサルをやっており

先週末の土曜日に練習がありました。

玄米生活も功を奏してコンディションが良いのが裏目に出て

前半は力みからシュートが入りませんでした。

ラスト付近になり脱力して周囲をよく見ることを心がける

立て続けにゴールすることができた。

キングが練習でストイックに自身を追い込む姿は良く知られています。

入念な準備により積み重ねた自信

試合に余裕をもってのぞめるメンタリティに繋がっています。

戦場ではありますが、遊び心も忘れない

”ブラジル魂”

矜持を感じられずにはいられません。

 

独自の技術は色褪せない

ゴールシーンも去ることながら、

またぎフェイントからのセンターリングも非常にらしさが出たプレーでした。

(言い方は”シザーズ”より”またぎ”の方がカズの場合しっくりくる)

自身の型をもっている強みは歳を経て大きな武器となります。

何千回と繰り返してきた動きで、ゴール前に弧を描くボールの軌道まで

はっきりとイメージされていたはず。

カズダンスも長い年月を経て

熟成したワインのような芳醇さが漂っていました。

当然、ファンにとってはチームが勝つことが最上ではあるのですが

カズのゴールシーン見れただけでもお客様はお釣りが帰ってくるでしょう。

 

好きなこと・得意なことを続けていく

自分も40代に入りつくづく思うのが、

心身ともにストレスへの抗力が減衰してくる、ということです。

20・30代は無理がきいたけど、今の年齢は無自覚だと自分が壊れる可能性がある。

ですので仕事についていうと、

■若い頃の苦労のお陰で、周囲の環境が整いストレス無く廻していけること

■好きなこと、もしくは得意分野で苦労を感じること無く従事できること

しか上手く回らなくなってくるのです。

どうしたって加齢により弱まっていく

”社会に対する免疫・抵抗力”を自覚すると

どこまでストレスフリーな状況に自身を置いていけるかが

40〜50代を生き抜く鍵になる。

好きなこと・得意なことをやるのが”いい”というより

”苦にならないので安全”という言い方が近いように思います。

 

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カズが2017年にどこまでゴール数を積み上げていくのか

愉しみなシーズンが始まりました!

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, スポーツ