”郷土愛”を語る言葉を持たない[尼崎市民]の屈折した感情。
2017/03/16
以前、取り上げたtofubeatsさんが神戸のPRムービーに登場されています。
同じく記事を書いた呉市も同様ですが、
地方都市が若者の誘致にウェブを使用するケースが増えているのでしょうか。
U30 CITY KOBE かなりスタイリッシュなつくりです。
神戸は海と山の自然を両方堪能できて、サイズも程よく魅力的な街で
動画を見ていると住みたくなる気分になります。
こういった、クールなムービーは
我が地元・アマこと尼崎市には似合わんやろうなぁ〜。
だってご当地キャラ(非公認)これやで↓
※公式サイトより画像をお借りしました
リンク貼る際に気付いたけど、
URLがco3(ちいちゃい・オッサン)になっとる。
ダジャレかいな
神戸愛や京都愛、
または沖縄への思いや北海道LOVEなどを語る人は多々いますけど、
尼崎愛を謳う人って見かけませんよね。
アマが産んだ大スター・ダウンダウンも
地元に思い入れはあるのでしょうけど、
”尼LOVE”を口にしてるのを聞いたことはない。
”照れ”がある、というよりも
街と人の心の距離感に要因があるのではないだろうか。
アマ出身と名乗る際は
つい自虐的な態度を取ってしまいます。
突っ込みどころは満載の愛すべき街ではある。
尼崎市は大阪の中心街・梅田から2駅目、
神戸と京都も近くてアクセスは抜群に良い。
工業地帯で以前は実家の近くにキリンビールの工場があり
ギャンブルの街で税収には恵まれております。
昨今はJR尼崎駅前など開発が進んでいる。
同じく工業地帯やギャンブルを元に発展を遂げた
川崎市にイメージとしては近いでしょうか。
そう考えると川崎市がフロンターレを有することで
住人の地元への思い入れを促進した例に倣い、
尼崎もJリーグやBリーグのチームを誘致する、など
街と人のハブとなるコミュニケーション装置を持つのが
良いのではないかと妄想するのであります。
T.HASE拝。