NEWS PICKS ヤマハの中田社長のインタビューが面白いのと、副業についての見解。

      2017/03/19

NEWS PICKS ヤマハの中田社長

インタビューが取り上げられており非常に興味深かったです。

さんざん楽器でお世話になっているので

ヤマハの代表はどういった方なのかは以前から気になっていました。

NEWS PICKSは私のツボをピンポイントで突いてきます。

 

楽器は人間必需品です。生活必需品は生物として生きていくために必要なもの。

より人間らしく心豊かに生きるために必要なのが、人間必需品です。

稽古に通っていた際はまったく練習しなかったピアノですが

今の自分には生きていくのに欠かせない必需品な訳で、非常に納得です。

リズムに身体が反応するのは本能ですから

音楽によって人生の豊かさは増幅すると言っても過言ではない。

 

ところで、中田さんが社長に就任された際に

事業部制を廃止して、製造本部や開発本部など

機能別の横串化した話を紹介されていました。

”タコツボ化”した事業部制は外からの干渉を受け難い為、

社内で相当の軋轢が生じたことは想像に難くない

 

 

そして、昨今是非が問われている副業について思い起こしました。
ロート製薬の「副業解禁」が示す本当の意味

 

私は日本において副業が浸透することが非常に望ましいと考えています。

うちの会社も受託の仕事がメインなので

言ってみれば副業の集合体みたいなものです。

基軸となるスキルを元に

色んな局面の仕事に関わった方が相乗効果が産まれます

あと、単純に飽きがこない。これが大きい。

ひとつのことを極めることも勿論重要ですが

色んなことへ横断的にトライしながら(時には失敗も含めて)

螺旋状に技術を増幅させていくことがよりベターと考えます。

 

もしヤマハに入社できたら

シンセを開発しながら、オーディオ機器の製造にも

同時に携わりたいなぁと思いますもんね。

更にいうと、例えばヤマハに勤めながら

コンサートホールで副業して音響まで手掛けてみたいですよ。

 

定年の年齢が延びており、生きていく上で働く時間が

今後更に長くなっていく前提であります。

副業も含めて様々な現場の仕事に関ることが

歳を経ても色褪せない

生きていく上での知見・術になることは間違いありません。

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, 仕事論, 企業・ビジネス