サッカーの金田さんの話から、東京砂漠へ。 四方山噺を繋いでみる 〜週末ポエム〜
─ 日本サッカー名蹴会会長 金田喜稔さんに聞く、人生の責任論
金田喜稔さんのインタビュー、非常に腹落ちしました。
「嫌じゃないことを見つけろ」と言っています。
好きなことってそんなに簡単に見つからないですよ(インタビューより引用)
嫌じゃないこと・好きなことですら、ずっとやってると気が乗らなくなることもあるんですよ。
であれば、嫌なことが延々と続くのはかなりマズイでしょう。
嫌じゃないことを選び取って、目の前のことをやり抜くしか無い。
ところで、私が今まで観てきたサッカーの試合で
日本代表や贔屓にしているガンバ大阪などを抜きにして
一番面白かったのが
2002年 日韓ワールドカップ
デンマークvsウルグアイ です。
正に組織力の欧州と個人技の南米(レコバが出場していた)による
詰将棋のような展開。
守備の網を張ったデンマークが、
あせるウルグアイをジワジワと戦術的に追い詰め、
見事トマソンの2ゴールで勝利しました。
この時にスカパーで解説していたのが
金田さん(多分)と、水沼さん(間違いない)だったのです。
実況者なしで、お二人でかなりマニアックな技術的なこと
(例えば足元へのボールの置き方、など)を
話していたので、観戦の面白さが倍増していました。
賑やかな実況は特に要らないので
解説2人の中継スタイルもあるのではないでしょうか。
それを機会に、デンマークはどこか気になる国のひとつになりました。
世界で最も幸せな国デンマークの秘密にマッツ・ミケルセンが迫る「Carlsberg – The Danish Way」
以前も取り上げたマッツ・ミケルセンがデンマークを
サイクリングしながら紹介してますが、
まるで映画のような風景。これはカールスバーグ飲みたくなる。
デンマークは仕事の時間も短い、とのことです。
その他にも以前から気になる国といえばフランスです。
知人にフランス通がいることもありますが、
これは因縁があって
大学の頃に第二外国語のフランス語いわゆるフラ語の単位取得で
非常に辛酸を舐めたことにも起因しています。
それ以降、大学卒業後もしばらくフランスに対してアレルギー反応が起きたのですが
憧憬もやがて生じてきたのです。
勝手にライバル視していた相手に、徐々に歩み寄ったような状況と考えてください。
クラスの皆は情報収集していて
フランス語=鬼門 (マジで勉強しないと面倒くさいことになる)
中国語=簡単 (楽に単位が取れる)ということを
事前に知っていたのです。
では何故、自分はキャッチアップできていなかったのか!?
大学の授業が始まる前に、
泊まり込みの1日合宿(?)みたいなクラスの集まりがあるのを
よく把握してなかったので、自分は欠席していたのです。
その際に、どうやら情報共有していた模様。
授業初日からやけに知らない人同士のはずなのに
周りは仲よさげに話をしており
輪に入れずキョドって(=挙動不審)おりました。
焦りと共に、私は関西人なので
「東京もんって閉鎖的やなぁ。俺にも少しは話しかけてくれよ」と
ブツブツ心の中で呟いていたかもしれません。
やっぱり東京砂漠だよな〜と勝手に捉えていましたが
まったく実情は違っておりました。
情報収集をちゃんとしよう、という教訓に
後日落ち着いた訳であります。
T.HASE拝。