『熱く生きる(天野篤 著)』を読んで、改めて身が引き締まる。

      2017/05/08

天皇陛下の心臓手術を執刀した偏差値50の外科医・天野篤氏に迫る

以前から気になっていた心臓外科医の先生だったのですが、

理系に学ぶ(川村元気 著)』で対談されており

著作を読んでみました。

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天野先生、「武士道」ならぬ「医師道」を邁進されており

医師という生き方に対する「覚悟」「志」を問われる内容となっております。

私が仮に医学生だとして著作を読んだとしたら

思わず身震いしてしまうに違いありません。

裏を返せば、ヒリヒリするような”心の熱さ”がないと、

激烈な医療現場で何十年と仕事は続かないということでしょう。

パチンコの腕前は確実に手術の腕前に活かされている(著作より引用)

まさかのパチンコ^^; 子どもの頃のプラモデルづくりなども然り

なんであれ、没頭することの大切さを説いており

すべての職業に通底する考え方です。

また、話をされていることに虚飾が無いので、あらゆる言説に説得力がある。

変革を恐れず変化のなかに身を置くことに

チャレンジいていく姿勢が自分自身に問われました。非常に刺激的な一冊です。

 

改めて思ったのが、予防医療の大切さでもあります。

防ぎようのない病気や事故は当然やむを得ないのですが、

40歳を超えると、何らかのケアをしていないと健康は維持できません。

明日死ぬかもしれない、と大げさなことは言いませんが

”部分的は死”はかなりの確率で訪れる。

適度な運動や十分な睡眠、飲食の節制など

できることは行っておくべきだと考えております。

T.HASE拝。

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