ドラマ『小さな巨人 第四話』を”神楽坂の変”として【4コマ漫画】にしてみた。
2017/05/09
※ネタバレ含むのでドラマを見ていない人はご留意ください。
毎週1本、違うTVドラマを見ようかと思っていたのですが、
どうしても香川照之(以下、敬称略)の
演技(※顔芸含む)を拝みたくなり
先週に続いて『小さな巨人』をチェック。
神楽坂の料亭で
香坂(長谷川博己)と小野田一課長(香川)が対峙した訳ですが、
日本の古い家屋は本当に画になりますね。
最高の舞台装置で、緊迫感が溢れるシーンの演出に一役買っていました。
襖がいきなりピシャーンと開け放たれたら
そりゃドキッとしますわ。
一瞬たじろぎなら、平静を取り戻し立ち上がる香坂、
脇息をスパーンと壁に放り投げて、気勢を上げる小野田一課長、
静かにせめぎ合うお二人の演技に見入ってしまいました。
受けに回る長谷川氏も難しい立ち位置でしょうが
香川氏のアクの強さを上手く引き立たせる
絶妙な”引きの演技”を見せておりました。
最終回は更に間合いが近づいていくんだろうな。
香坂と小野田一課長の対決シーン、惜しむらくは
後半からちょっと劇伴(BGM)を被せすぎかなぁ〜と。
テレビ演出の限界なのですが、音で視聴者をひきつけないといけないので
意図は理解できるのですが、山田が割って入るところまで
無音で引っ張ってもよかったように映りました。
固唾を飲む静寂な中で空気がざわついていく様子を、そのまま生かして欲しかった。
因みに劇伴の担当は木村秀彬氏ですが、タイトル曲が好きであります。
来週第五話で一旦第一部完結ということで引き続き楽しみにしております。
多分、このまま今クールは『小さな巨人』を最後まで見続ける予定です。
T.HASE拝。