昭和の歌謡曲を改めて紐解いてた。

   

7月に行う音楽イベントに向けて
ボーカルさんに歌ってもらう曲を作る為に
昭和の歌謡曲をいくつか検証してみた。
中森明菜、安全地帯、工藤静香etc…。

昔は歌詞とかほとんど見なかったけど
改めて読み返すと限られた文字数の中で
非常に奥深い世界だなぁ、と目から鱗の連続なのである。

職業作詞家の人が書く詞は
心情の吐露というより、
楽曲の世界観を構築する意図のものが多い。
例えば「ミ・アモーレ」。触りを聴いただけで
一気に異国情緒な気分になる、カーニバルの画が目に浮かぶ。

あと、「悲しみにさよなら」とかもそうなんだけど
昭和歌謡は明るさとネガティブの要素が混ざってて
絶妙なせつなさを上手く表現している曲が多い。
悲しい気持ちを笑顔で表現する、というか。

という訳で昭和の名曲達を参考にした上で
つくった曲のひとつがこちら↓

しかし、大人テイストのビターな楽曲達を
小学校の時はテレビでなにも意味を分からずに見てたんだよなー。
本当に子供だったあの頃の自分。

T.HASE拝

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