【ガンバ大阪】ダービーマッチでセレッソを粉砕 代表のボランチは”井手口陽介”に任せた
G大阪、首位C大阪に逆転勝利。“大阪ダービー”で吹田サッカースタジアム新記録の観客数36177人
前回のダービーと同様、
前半はセレッソペース、後半に入りガンバが盛り返す展開。
杉本健勇と山村和也(以下、選手名は敬称略)の
決定的な場面でゴールが決まっていれば
結果が逆になっていてもおかしくない試合内容だった。
ガンバは新戦力であるFWのファン・ウィジョが
力強いヘディングでゴールを叩き込んだ。
スケールの片鱗を窺わせるプレー、
早くもデビュー戦で結果を出せたことは大きい。
それにしても
井手口陽介、である。
ものすごく攻守に効いており頼もしい限りだ。
味方が取られたボールを
素早くプレッシャーをかけて奪い返す、といった
プレーが随所にみられた。
味方にとっては、リスクを取って攻めていけるので
安心してチャレンジできる。
敵にしてみれば、せっかく奪取したボールを
かっさらわれる訳で、非常に厄介な存在である。
毎回アタックをかけているとスタミナがもたなくなるが
勘所をおさえており、ゲームの読みに長けた試合巧者ぶりである。
アデミウソンが決めた2点目も、一度はキーパーにシュートが弾かれたものの
井手口がゴール前に詰め寄り波状攻撃を仕掛けたことで生まれている。
◎止める・蹴るといった基本技術がしっかりとしている
◎スタミナがあり、終始動きの精度が落ちない
◎非常に落ち着いており、ひとつひとつのプレーが丁寧 ミスが少ない
既に日本代表の最終予選でも起用済みではあるが
物怖じしないキャラクターであり国際試合でも本領を発揮するであろう。
ロシアW杯で起用されればブレイクすること必至である。
(ガンバから出てほしくないけど)海外移籍の足がかりになる可能性大。
この試合、ヤットこと遠藤保仁が起用されなかったのであるが
ガンバはアンタッチャブルなプレーヤーはいないということである。
調子が良い選手がスタメンに起用されることで競争原理が働き、
チーム内によい緊張感が生まれていると推測されます。
首位セレッソに勝ち点6差と射程圏内。
後半戦で巻き返しを図るのに
勢いをつける貴重な勝利となりました!
T.HASE拝。