ナタリーは一日にしてならず。
『ナタリーってこうなってたのか』大山卓也著
読んだ限りの印象で言えば
大山さんのセンス・徹底的な職人気質を
津田大介さんがアシストしてうまくハマったというところか。
ナタリーはチェックしてるけど、
ブランディングが行き届いてるのはすごく伝わる。
そして津田さんのマネタイズ能力はもっと評価されて良いと思う。
才能と世間を(お金によって)媒介するのが非常に難しい訳で
記事を他媒体に売って体力をつける事で会社を軌道に乗せ、
ついにはKDDIとの提携まで至ったのは見事としか言い様がない。
あとこの本、特に忌野清志郎絡みのエピソードが
日本のメディアの縮図になっており読みどころだったりします。
T.HASE拝。