「Beat Happening!GARDEN MAX PANIC!」を見た

      2016/08/07

去る3月24日、下北沢GARDENにてBeat Happening!というイベントを見てきた。

出演者は5組で、ヘルハー以外は初見だったけど

何といっても本棚のモヨコがダントツに良かった。

札幌のバンドだけどよく全国でライブをやっているらしい。

あの良さはライブを見ないとわからないと思ったから

物販でCDも売ってたけど買わなかった。

とくに! ドラムの女の人が最高だ!

楽しそうに跳ねまくるしあんなの初めて見た。

5人編成でドラムとキーボードが女性、ギターとベースとボーカルが男性。

さりげなく変拍子を多用しててそれがバシッと決まってた。

全員ほんとに楽しそうに演奏するし上手いし

ライブの楽しさをひさびさに満喫できた。

このイベントはなかなかすごくて、トリのチーナのボーカルの人が

「今日は昼間からずっとサーキットをやったみたいな濃さ」と

いっていたけどその通りだ。

トップバッターの弾き語りのタグチハナさんは声量も

すごいし高校を卒業したばかりとは思えないほど貫禄があった。

ベルハーはこの日が新メンバー3人のお披露目で、

最後サーカスとエッジの2曲だけ7人でやった。楽しかった。

ザ・ラヂオカセッツの異様にさわやかで暑苦しい感じは

好きになれなかったけど、まっとうな音楽だと思った。

でもベルハーの熱狂のあとだから客が醒めててノリが悪くて気の毒だった。

本棚のモヨコはMCでもベルハーのことをたくさん喋ってくれていた。

(そういやタグチハナさんもチーナもだった。)

衣裳が黒いのはベルハーを意識したそうだ。

World World World(という曲)で手を前に出すところで

客の一体感に感動して泣いたとキーボードの人が言っていた。

チーナもすごく楽しそうで、5月1日の14人編成でのライブも行きたいと思った。

結論としては、ベルハー目当てで行ったイベントだけど

そんなものが霞んでしまうくらい他の出演者がよかった。

4組目の本棚のモヨコ以降はみんなチェキに行ってしまって

フロアがガラガラになった。せっかくこのイベントに来ていて

このバンドを見ないなんて勿体ないとは思うけど、

ひとのことだからどうでもいい。

俺もベルハー大好きだけど他のヲタの人の楽しみ方と

自分の楽しみ方は違うと2年前から思っていたし、それでいいと思う。

kanagawa拝

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