岡崎体育にピコ太郎出演と今晩のMステはカオス

   

ピコ太郎、『Mステ』初登場 原宿・渋谷の街頭でパフォーマンス

今夜のミュージックステーション

一昔前では考えられないようなゴチャ混ぜなキャスティングです。

地上波がネットのブームを取り上げる流れになりつつある。

 

ピコ太郎=古坂大魔王(以下、敬称略)なのですが、

古坂大魔王って[底抜けAIR-LINE]の人だったんですね。

ミュージシャン界隈とよく絡んでいたので

なんかみたことあるけど誰だろう?!芸人でもなさそうだし…と

思っていたのですがようやく合点がいきました。

ジャスティン・ビーバーも自身のツイッターで

「My favorite video on the internet」と紹介とのこと。

チンピラ風情のヒョウ柄ファッションですが、

ヒップホップスタイルと勘違いでもしたかな!?

金のジャラジャラ感は親和性を感じます。

千葉県出身いう設定とのことで氣志團然りですが

私の中では千葉県=ヤンキーのブランドイメージに

染まりつつあります。

 

岡崎体育、PVたしかに面白い。

あるあるネタに気付く着眼点の鋭さ

風貌といい、声といい、ごく普通の関西の兄ちゃんですが

独自のポジションを奪取しましたね。

 

本日のMステでパフォーマンスする

「Voice Of Heart」ですが

マジメなトーンかと思いきや

2番からまさかの歌詞忘れの語りで終始という

シュールな展開に脱帽しました。

ミュージシャン的なアイデンティティを

一切放棄しているのが清々しいです。

 

 

両者ともにあえてひとつに括るなら

テクノがキーワードとなります。

テクノは硬質で延々と同じフレーズが続く

難解なものもあれば、

トラックをベースにくだけたアプローチもあり、と

非常に柔軟なジャンルでもあります。

マジメなトーンもあり、お笑い要素もあり、の

なんでもやっていたYMOの懐の広さに思いを馳せます。

 

あと、いきなり世界に届くこともある

Youtubeのもつ無限大の可能性

口コミは倍々ゲームですから

感度の高い人に対してどこかアンテナに引っかかることがあれば

拡散の度合いは想像を優に超えていきます。

面白いことをやっていれば、

必ず見ている人がいるということ。

面白いことができる時代に生まれてきたなぁと感じています。

 

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, 音楽