”目黒川”のロゴを勝手にデザインしてみる[頭の体操]
2017/04/06
仕事でロゴデザインも行っているのですが、たまに練習を兼ねて
”もし◯◯◯のロゴを依頼されたら、俺がプレゼンするのはこれ!”を
メモ描きしております。
桜の名所となっている、
目黒川のロゴを考えてみました。
はいドン!
デザインの作業自体は所要時間20分ほど。
ロゴの制作は、調べるのに最も時間を要します。
膨大な知識量をインプットした上で、無意識下より顕在化してくる
フワフワとしたカタチを、パッと掴み取るという所業なのです。
今回はウィキペディアを閲覧した程度ですが、
①下調べしてイメージを沸かせる(デザインに意味を持たせる為です)
②インスピレーションを得た上で、手描きメモでイメージを定着させる
③表記の仕方・書体・フォルムなどあらゆる形態をピックアップする
大体、最初に思いついた案が一番良い事が多い。
複数案つくって様々な検証を繰り返した上で、初めに手掛けたものが
やはり良いという結論に帰結していくパターンとなります。
実際に手を動かしたのは数分ですが、頭の中では
川沿いの桜並木を眺めながら「あーでもない、こうでもない」と反芻しています。
手描きでチマチマ落書きしている時が一番面白い。
メモ描きでは桜並木を配したり、川で見かけたカルガモを遊びで加えていたけど最終的には省きました。
目黒川/中目黒といえばオシャレ・スタイリッシュ。並んでいる屋台の品目もどこか垢抜けている。
よって英文字で洗練された印象とし、無駄な要素を省き
シンプルなデザインに落とし込んでいます。
カラーリングを考えるのは最後で、モノトーンで調整していきます。
書体は川の流れ・せせらぎをイメージした筆記体に。
上下のラインが川岸で、桜の花びらが水面に漂っているイメージとなります。
目黒川沿いのハイブローなマンションの
ロゴデザインに採用されることも見越したものとなっております。
ついでに、目黒川非公認キャラクターの
サンマー麺ならぬサンマーマンも同時に自主プレ。
春先だとサンマを売るのは季節柄難しいので
サンマの形をしたたい焼きを屋台で販売したい。
来年あたりに着ぐるみつくって商売やろうかな!?
ロゴデザインについては、自身が関西人気質ということもあり
格好良い系統のものより、オモロイもの・ちょっと小ネタが効いているモノが
守備範囲となっております。
つまり目黒川・中目黒のシャレオツ感とは若干遠いポジショニングではありますので
「なんだよこのロゴデザイン、全然スタイリッシュちゃうやんけ!」という
異論反論については、ひとつご容赦頂けますよう宜しくお願い致します。
T.HASE拝。