『エリートの倒し方(里崎智也 著)』を読んで、深謀遠慮にビックリする。

      2017/05/17

千葉ロッテマリーンズ 捕手

里崎 智也氏の著作ですが、以前から気になっていたのです。

現役時代、オフにディナーショーを行っていて

セルフブランディングが上手いなぁと感心しておりました。

 

 

様々なことに思考が張り巡らされている

(画像は著書より引用)

スコアボードの風速計に近接している

広告枠の開発を提案をしたとのことです。

超一流の広告マン!!

風速計は気になるので自然と目にしますもんね。

こういった、当たり前のようでいて

皆が気付かないところに目が行き届く着眼点はすごいですよ。

 

1,000試合以上に出場したキャッチャーのなかで

パスボールがいちばん少ない、とのことです。

著書の中で言及されてますが、

捕手が低めを要求しておいて後ろに逸したら

投手からの信頼も得られないですよね。

肩の強さなどは先天的なものですが

ワンバウンドのボールを止めるのは

思考の積み重ねと練習の賜物です。

里崎氏は自ら凡人と仰っていますが、トップまで登りつめて

日本をWBC世界一に導けた理由が伝わりました。

 

私も以前の記事で同じようなことを書いているのですが

里崎氏も「心・技・体」の重要度の順番は逆で

「体・技・心」だと説いています。

コンディションが良ければ、メンタルは勝手についてくる。

色々と考え方に同調できる部分が多くて非常に参考となりました。

 

里崎智也氏、起床から28分で生解説 寝坊もギリギリセーフ「起きたらすごい時間だった」

このニュースですが、確信犯じゃないかなぁ。

マネージャーを置かずにご自身でスケジュール管理されている人が

寝坊しますかね!?嘘つかなければいい訳ですから、話題提供に一役買ったのではないかと。

里崎氏、策士ですから勘ぐりたくもなります。
 

T.HASE拝。

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