サッカー日本代表に、捧ぐ。

   

もうねぇ、過剰な悲壮感はいらない。

シリアスになっても良い結果は生まれない。

予選が突破できなくても死ぬわけじゃない、戦争じゃないだから。

とにかく、楽しくプレーしてほしい。

ブラジルでやってるんだから尚更だわ。

今週発売のNumberのカズの記事みてそう思った。

カズの陽気な感じが今の代表に一番足りないと感じる要素だ。

 

どうもリスクヘッジに気を取られすぎてる感がある。

これは自分自身にも言えることで

極限に至らないとなかなか危ない橋を

渡る心境になりえないんだよねぇ。

なんだろこの日本人的な精神構造は。

サッカーは大部分がミスで構成されるスポーツだから

気持ちが守りに入ると決してうまく立ち行かないんよね。

今の代表がやりたいプレーって

何本か1タッチ・2タッチでパスが繋がって

複数のプレーヤーが絡みながらゴールを奪うってカタチであろう。

それは危険を顧みず、前に人数をかけないと成立しない。

ブラジルの人たちが思わず拍手したくなる

プレーをかましてほしいなぁ。

 

ザックの采配も色々と思うところあるけど、

ひとつ言いたいのは

なぜ初戦にコンちゃんこと今野を入れていつもの布陣で

のぞまなかったのか。

親善試合や練習で慣れてるメンバー、

フォーメーションで勝負して欲しかった。

日本人はディティールの違いに

過敏に反応する気質だから余計にそう思ってしまう。

ちょっとしたボタンの掛け違いが

大きな綻びのきっかけとなってしまった感がある。

 

かなりモヤモヤした試合が続いたけど、

開き直ったらスーパープレーがうまれるに違いない、そう信じて。

T.HASE拝

 - コラム_T.HASE