ライアン・ジョンソン監督『LOOPER』がハマれば『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は愉しめる!
※若干のネタバレを含みますのでご留意ください。
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ライアン・ジョンソン監督の出世作
『Loppper/ルーパー』を先にチェックしてから
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を観に行きました。
謎めいた話の運びから先が気になる展開で、しっかりとしたオチのついた
良質なエンターテイメント作品に仕上がっており
エピソード8へと期待が持てました。
スター・ウォーズのフォース(理力)と似たような
KT(念力)という概念が出て来ますが、
監督に抜擢された理由のひとつではないでしょうか。
若干近しいアプローチで表現されておりました。
前作の『フォースの覚醒』がJ・J・エイブラムスを含む
複数の脚本家によるものだったのに対して、
『最後のジェダイ』はライアン・ジョンソンのみがクレジットされています。
『フォースの覚醒』がチームにより手堅くまとめられた作品とするなら
1人のペンに依る、監督の作家性が色濃く出たのが『最後のジェダイ』。
まだ『最後のジェダイ』をご覧になられていない方は
SWの旧作を観てから映画館に足を運ぶのも良いですが、
『Looper』をチェックするのもアリです。
SF特有の難解なシュールさは希薄で、ラストはスッと腹落ちします。
この作品が好みでない場合は、もしかしたら
『最後のジェダイ』はシックリとこないかもしれません。
賛否が分かれる作品だろうなぁと感じました。
T.HASE拝。