『生涯現役論(佐山展生 山本昌 共著)』に学ぶ人生100ヵ年計画。
100歳まで仕事しながら生きたいと
目論んでおり、示唆に富んだ内容でした。
集中力 徹底的にハマる・オタクになる
継続力 簡単なことまで掘り下げた上で毎日続ける
一心不乱に作業する時と休息のメリハリをつけた上で、
コツコツ積み重ねることが肝要です。
山本昌さんは野球を極めつつもラジコンも全日本トップクラス。
加えて有名なクワガタのブリーダーでもある。
まさに多動力を極めた御仁。
複数の分野を手掛けていると、一見かけ離れている領域に見えて
共通項があり参考になる事柄も多く、相互作用が働きます。
そして多動力が、医療技術の発達による
人生100年時代のキーワードになることは間違いありません。
私はサッカーフリークなのですが、
野球に関してプレーヤーによるマニアックな技術解説にハマっています。
ベースボールについてまったくの門外漢なので目から鱗が落ちまくりです。
YouTubeのリンク先は貼らないので興味ある方は検索頂きたいのですが、
山本昌さんと武井壮さんが共演されている
トーク番組が非常に面白かったです。
球速が遅く(135km)フォームの見た目もどこかぎこちない
山本昌さんが勝てるのが以前から不思議でした。
が、フォームオタクと名乗るご本人自らの
ロジカルな解説により、その疑問が払拭されました。
そして、もしかしたらド素人の自分でも
速い球が投げられるようになるのでは!?と
錯覚させられました。
・肘を上げる
・上から叩く
・肩甲骨を前に出す
・腰を地面と平行に動かす
山本昌さんは回転数の多いスクリューボールが代名詞ですが、
インコース真っ直ぐのコントロールが生命線と述べられてました。
テレビを観なくなったので野球の試合に触れる機会が少ないのですが、
山本昌さんの解説を聞きながらのビールとおつまみは最高でしょうね。
スカイマークの佐山展生さんについては
NewPicksでのご発言を定期的にチェックしていおります。
大きな企業のトップが情報発信していくことが大切であり
サービスに対しての親近感が湧きます。
異業種のトップを極めたもの同士が、野球という共通項を元に
(佐山さんも野球経験者)それぞれのフィロソフィーを存分に語った対談。
企画の骨子の良さが反映された良書でした。
度々登場する、星野監督のエピソードも沁み入るものがありました。
T.HASE拝。