
【随想】ロシアで躍動したサッカー日本代表 そして2022FIFAワールドカップのスタメンはこれだっ!
コラム_T.HASE
ありがとう、サッカー日本代表。
決勝ラウンド、ベルギー相手に2点リードした瞬間は
いい夢を見させてもらいました。
いまだに、ロスタイムに起こった
”赤い悪魔”の怒涛のカウンターが脳裏によぎる。
あんなに美しく決まる速攻も、そうそう見られるものではない。
個人的にMVPには原口元気(選手名は敬称略)を挙げたい。
アジア予選通じての功労者、攻守共にその貢献度は計り知れない。
ベルギー戦の1点目のゴールは正にこれまでの過程が結実したものである。
柴崎岳がボールを持った瞬間にスペースを見つけて自陣から一気に駆け上がる、
ディフェンダーに対してワンフェイクを入れて溜めを入れ
落ち着き払った見事なシュートだった。
ワールドカップ直前の西野朗監督への交代という
博打をうつことでベスト16という一定の結果は残した。
が、ワールドカップ前後の報道を見ていると
ハリルホジッチ監督が更迭に至った
プロセスの拙さについては有耶無耶になった感が否めない。
日本が目指すサッカーのスタイルを確立した上で、
有名無名問わず、それに見合った監督選びを行うべきであろう。
さて、カタールで行われる 2022 FIFAワールドカップ
日本代表のスタメン候補を選んでみた。
(ロシアワールドカップに出場したメンバーは除外してます)
FW
久保 建英(FC東京)
堂安 律(FCフローニンゲン/オランダ)
天才・久保と”マラドーアン”こと堂安の2トップ、
ワクワクすることこの上なし。
高さはないものの、テクニックと俊敏性で
世界と勝負できることを証明してほしい。
MF
中島 翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)
伊藤 達哉(ハンブルガーSV/ドイツ)
関根 貴大(FCインゴルシュタット04/ドイツ)
井手口 陽介(クルトゥラル・レオネサ/スペイン)
小林 祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)
中島翔哉は旬の動きをみせていただけにロシアでぜひ見たかった。
伊達、関根 共にキレのあるドリブル突破が持ち味のウィンガー。
ボランチは”剛”の井手口と”柔”の小林の組み合わせが面白い。
展開力もありピッチを幅広く使った攻撃が期待できる、
アグレッシブな中盤になると想像される。
DF
植田 直通(サークル・ブルッヘ/ベルギー)
鈴木 大輔(ジムナスティック・タラゴナ/スペイン)
遠藤 航(シント=トロイデン/ベルギー)
奇しくも選出されながらもロシアで出場の無かった
植田と遠藤が海外リーグ(ベルギー)へ移籍する運びとなった。
ぜひカタールの地でリベンジしてもらいたい。
鈴木はロンドン五輪の頃から注目していた選手。
GK
東口 順昭(ガンバ大阪)
ガンバ大阪自体が降格圏内に陥っており非常にピンチであるが
東口が止めてくれるに違いない。
(カッコ内は2018年7月25日 時点での所属チーム)
こうしてみると、次回ワールドカップでも
海外組が主体となることは間違いないだろう。
特に 乾、柴崎とリーガ所属のプレーヤーの活躍が際立ちました。
Jリーグの空洞化は避けなくてはいけないが、
若い選手はチャンスがあれば臆せず
どんどんチャレンジしてもらいたいですね!
T.HASE拝。