755⇒見城徹⇒角川春樹 と連なっていく病。
幻冬舎の見城徹社長のトークアプリ「755」から派生した書籍、
いつもと変わらぬアツい見城節で気合注入されたんですけど、
何度か【角川春樹氏】に関する叙述があります。
春樹氏はコカイン密輸で捕まってたりと
かなりのトンデモナイお方なんですけど、
プロデューサーとしてのセンスは天才的ですね。
映画と書籍を抱き合わせで売り出す
いわゆる「角川商法」で会社の浮沈をかけて勝負かけて、
凄いスケール感で結果出されてました。
なんで触れたかというと自分が中学の頃
映画「天と地と」にハマってた事を思い出したからです。
海音寺潮五郎の分厚い原作本を買って
映画館に観に行ったからなぁ。
音楽に小室哲哉が起用されてた事から興味持ったんですけど、
時代劇にミスマッチと思われるシンセで劇伴を作り
且つ若者に人気あるミュージシャンを起用するって采配は見事ですわ。
そして初めて買ったCDも「天と地と」だったな。
多分最後のシーン↑ が撮りたくてメガホンとったんでしょうけど
全く不自然なこの画にも妙な説得力が生じたのは、
春樹氏の豪腕が成せる業だったと今は思います。
T.HASE拝。