成人式:卒業していったい何解ると言うのか

      2017/01/09

 

20歳になられた方、

成人式おめでとうございます。

 

もし、ハタチの自分に会えるなら、

『たくさん失敗しろ』

ということを伝えたい。

人間は失敗することでしか

本質を学ぶことができない。

なんとなくうまく回ったことは、

反省がないので身にならない。

若い頃の失敗談は美化されやがて勲章になる。

何も恐れることはない。時間が経てば笑い話で済む。

 

リスクをとれる体質になっておかないと、

オッサンになってから凝り固まって

チャレンジできなくなる。

爆速で、人生のPDCA(計画⇒実行⇒評価⇒改善)

サイクルを回せ、ということです。

 

例えば、お金が無くても起業はできます。

事業計画書を用意すれば、

株式会社を設立する前に

資金を借りることも可能。

何事も早く始めるに越したことはない。

 

”若い時の苦労は買ってでもしろ”とは言いますが、

オトナになると無理が効かなくなるので

自身の納得いくことであれば、限界まで追い込んでいく経験は、

キャパシティを広げる意味で有効かと思います。

(但し理不尽な苦労はまったく意味がないので止める)。

20歳の倍、歳を重ねると

若い頃の体験で得た貯金で生きていくようなものです。

過去の延長線にしか未来はない。

 

二回目のハタチ(つまり40代)を迎えると

着実にストレスへの耐性は減ります。

オジサンになってから無理をしないよう、

すり減らないスキルとポジションを堅実に積み重ねて

自身と社会とのニーズを擦り合せていくことが

歳を重ねていく上で肝要です。

 

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE