ライブコンテンツと飲み会は2時間がベストである、という所感。

      2017/03/18

イチロー×宮内義彦 ビッグ対談「ムダな時間の経験で、ようやく行きたいところに近づける」

イチロー(以下、敬称略)とオリックス宮内さんの対談、

初めて拝見しましたが冒頭からインパクト受けました。

この前久しぶりに日本シリーズを見てびっくりしました。

短期決戦なのでシーズン中の試合より時間をかけるのはわかるのですが、

それにしても異常な長さでした。(イチロー)

自身の属するジャンルのことは客観的に捉えにくいものなのですが

流石にイチローの着眼点で、私も激しく同意であります。

スポーツは全般的に好きなのですが

自分が特にサッカーフリークなのは

前後半合わせて2時間、決まった尺の長さで終わる、ことも理由のひとつです。

子どもの頃、地上波で野球が延長になって

次の番組が遅延するのがどうも好きでなかった。

Bリーグ をネットで観た時もハーフタイムがやや長いなぁと感じました。

日本野球界の方々はイチローが抱いたある種の

”危機感”を真摯に考えた方がよいのではないでしょうか。

野球の敵はショートコンテンツが満載のスマホですよ。

 

どんなに好きなアーティストのライブなんかでも

3時間近くになると長いなぁ〜と感じてしまいます。

対談で仰ってるように、2時間半程度にとどめて

またもう一度みたいと思わせてくれる方が良い。

むしろ2時間位でも良いくらいです。

一部のコアなファンの要望に寄り添い過ぎると閉塞感が生まれる。

 

映画「君の名は。」が上映2時間に編集したのは

時代の空気を読んだ巧妙な判断です。

 

 

飲み会(禁酒中ではありますが)についても

2時間がテンションマックス状態でいられる限界でしょう。

月1回 練習しているうちのフットサルチームで

横浜駅にある立ち飲み屋に行くことが

増えてきたのですが、気に入っています。

立ち飲みだと、机に対して中央に人の意識が集中するので

会話の一体感が生まれやすい

そう考えると、”俺のフレンチ”などを展開されている

俺の株式会社さんの先見の明はすごいなぁと関心してしまいます。

立ち飲食店の業態ははまだまだこれから増えるに違いありません。

昔は、立ち飲み屋について

おじさん達が日本酒をあおってるイメージしかなかったものですけど、

理には適っているなぁと、今の年齢となり納得しました。

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE