オープンした〈GINZA SIX〉に早速行ってみた。

      2017/04/21

銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」

椎名林檎×トータス松本のデュオによる

プロモーションビデオがすごく格好良く惹かれまして

基本的にミーハーな質ですから

オープン初日に立ち寄ってきました。

今週末は混みそうですね。

足を運ばれている年代は若者からご年配の方まで、

オシャレな御仁が多かったです。

中央の部分が5階まで大胆に吹き抜けになっており

贅沢でゆったりとした空間を醸成。

敷地面積いっぱいに店舗を入れるのでなく

居心地の良さに重きを置いたということでしょうか。

草間彌生さんの作品は生命力あるよなぁ。

建物の荘厳さに比肩するパワーで圧倒されます。

森ビルさんが施工されているので

六本木ヒルズ×村上隆氏のコラボを想起しました。

 

チームラボの壁面アート、新施設「GINZA SIX」に

テクノロジーと自然が融合した、チームラボの作品。

いずれは水しぶきをあげる立体的な表現(=VR)にまで到達するんだろうな。

 

ハイファッションに加えて、スポーツ・カジュアルであるアディダス

コンバースなども店舗を構えており、幅広い世代を取り込むコンセプトのようです。

6階に位置する蔦屋書店はいまやラグジュアリー空間の演出に

欠かせないブランドになっています。

 

GINZA SIXというネーミングも去ることながら

”GSIX”と略しているロゴがいいなぁと思っていたら

巨匠・原研哉さんの仕事でした。

 

GSIXというロゴタイプに込めたのは、銀座の持つ軸性

ちなみに、メインのロゴとして「GSIX」が立っていますが、

当初の課題は「GINZA SIXで作ってほしい」というものでした。

ただ、私は1983年に日本デザインセンターに入社してからもう33年も銀座が仕事場で、

ビルにしても店舗にしても銀座という名前の付いたところばかりだなとちょっと飽きてしまっていて…(笑)。

そこで「GSIX」と短縮形を提案しました。(インタビューより抜粋)

短縮形で提案されたのが流石だなぁ〜と非常に感心しました。

オリエンに対して、ひとつ上回った

より適確な答えを提示される業に、改めて畏敬の念を抱きます。

色は「G」だけをゴールドにしています。僕にとって銀座のイメージカラーは金色です。

銀座なのでシルバーと言いたいところですが、先ほども話した「軸性」にふさわしい色だと思います。(インタビューより抜粋)

普通に考えてキーカラーは”シルバー=銀”にするところを

”ゴールド=金”を選択されているところもまた絶妙ですね。

宇多田ヒカル「ULTRA BLUE」のジャケットで

あえて”赤”の服を纏ったジャケットを思い出しました。

こういった”外しのセンス(いい意味で)”を学びたい。

 

地下3階の観世能楽堂 (多目的ホール)は見てないですが

こちらも気になるところであります。

2020年東京オリンピックで観光スポット化することは必至でしょう。

 

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE