アイデアでウラを狙っていく。

      2017/04/29

 

[amazonjs asin=”4822237370″ locale=”JP” title=”ビジネスのアイデアがどんどん出てくる本 (日経BPムック)”]

 

このムック本、知らない事例が多々あったので参考になりました。

ボタンを押せばゆっくり走る「タートルタクシー」が関東圏で運用中

TURTLE TAXI (タートルタクシー) この逆転の発想は面白い。

そして実業としているのがまた凄いです。

運転手さんに「急いでください!」と言うことはあるかもしれないけど、

”ゆっくり走ってもらいたい”という状況も、確かに考えられる。

 

最近、面白かったのは

インディーズのミュージシャンさんが

初期の作品が恥ずかしい(?)ので売りたくない・買ってほしくない為

高めの値段に設定していると話していたことです。

それってプレミア感あるから逆に珍しくて買っちゃう人いるやろう

心の中でツッコミました。まぁ売れたら売れたで捌けるので良し、ということか。

 

思わず膝を打つ、逆張りの発想に魅了されます。

 

ムック本の中でも取り上げられている

近畿大学ですけど、広報PRの戦略で

かなり学校のイメージがエッジが立った方向性に

変わりつつあるのを感じます。

電通と組んだ攻めすぎ広告で話題の近畿大学。「でも授業がショボけりゃ意味がない!」と調査をした結果…

広告やりすぎちゃうか。

まぁ関西やと、この位の圧力あるパンチを何発も繰り出さんと

全然あきまへんやろ(赤井英和氏調で)

『世界に通用するグローバル人材を育てる』的なありきたりな告知はしない(ムック本より引用)

真逆をいく独自性あるアプローチに触発されて、入学を希望する生徒さんも多々いるでしょうね。

 

あと、広告制作の際に

「クライアントへのプレゼンなし、掲載前のチェックなし」という

条件を受け入れたというのがすごいですね。

信頼関係がベースにあり、スタッフの陣容が固まった時点で

仕事というのは90%完遂しているということなのです。

 

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, 本・マンガ