ジブリ作品のネット配信は遠い未来かな!?
2018/01/22
現在、リアルタイムで
ジブリ作品『耳をすませば』を日テレで放送中です。
テレビがなく、レンタルDVDも借りなくなって久しいので、
ジブリ作品をiTunesやAmazonプライムでネット配信をしてもらいたいです。
ジブリが配信を行っていないのは、日テレさんの意向も強いのは想像に難くない。
視聴率のドル箱だもんなぁ。数字は手堅く、当然殆どコストはかかっていない。
日テレのアプリでジブリ作品の定期配信はじめたら一気に
アプリの利用者増えるようにも思うのだが。
地上波のキー局はネットにまだ本腰入れなくても大丈夫、と
高を括っているきらいは感じられる。
ジブリ作品がネット配信はじまるタイミングの方が
ジャニーズがネットで写真掲載OKになるより
早いように予測するけど、2020年になったら状況は変わっているだろうか!?
地上波コンテンツのインターネット展開でいうと、
見逃し放送用の民放ポータルアプリ・TVerも番組数はまだまだ限られている。
このアプリ、FacebookやTwitterなどでアカウント認証させたら
広告もそれぞれの視聴者にマッチしたものが
表示可能になるはずなのに、成されていない。
確実に30秒CMは目にするものの、
女性用商材の宣伝が流れてる(※筆者は男性)のを見ていると
勿体無いよなぁ、といつも感じております。
色んなしがらみがそこに垣間見える訳ではありますが‥。
話が若干逸れましたが
スマホにいつでもジブリが実現する日が来るのを待ち望みます!
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後日、宮崎駿監督をより深くさぐろうと
押井守監督のインタビュー本を読んでみました。
なぜジブリ作品が配信されないのか!?手がかりになる箇所がありました。
ーゲームは判るけど、TVもダメなの?
押井「もちろん、子供はTVなんて観るべきもんじゃない。『私の作品をTVで観てほしくない』というのが宮さんの本心。」
ージブリの作品って配信がまったくないんですけど、そのせいなんですか?
押井「おそらく。DVD出すことすら嫌がったから。
宮さんの持論は『手間隙かけて観た漫画映画が子供の記憶に残る。
いつでもDVDをトレイに乗せるだけで観られますというんじゃ記憶には残らない。
年に一度、もしかしたら2年に一度、そうやって観られたのが漫画映画。だからこそ一生憶えている。』ということだよ。
(著書より引用)
たまに観るものだから、強烈な印象に残るということか。
また、
ゲームに夢中だったりTVが大好きなんていうのは、宮さんにとっては否定すべき子供。
とも述べられてます。
しかし、年に一度の鑑賞だと商売にならないですよね、監督(o_o ;)
なんて鈴木敏夫プロデューサーが頭を抱えてそうです。
様々な宮崎駿監督と押井守監督
お二人によるエピソードが語られております。
喧嘩が絶えないのですが、どんだけ仲良いんですか^^;
(※結構くだらない理由によるものも含む)
近くに天才的なライバルがいたことで
ハイレベルな切磋琢磨ができたということでしょう。
”あいつには恥ずかしいものを見せる訳にいかない”という
強烈な自負心もまた、作品を磨け上げる一助になったに違いありません。
T.HASE拝。