映画『ベン・ハー』リメイク…だと!?

      2016/10/12

あの興奮が蘇る!映画『ベン・ハー』公開決定&第1弾予告解禁

なんて無謀な戦いに挑むんだ!?

ティザー映像は確かにすごいんだけど…^^;

 

ギリシャ型戦車のシーンは最高ですよね。

あれを超えるスペクタルなシーンは映画史の中で

比肩するものは無いといっても過言ではない。

映画は2時間位におさめるべき、というのが持論なのですが

『ベン・ハー』に関しては、ストーリーの丁寧な描写があってこその

闘技場でのカタルシス爆発なので、必然性があってOKです。

リメイクだとどうしてもCGで撮影してるのでは!?

という懐疑が生じてしまいますよね。

 

作る人も見る人も! 超勉強になる映画のカット集

北野武監督が、4コマ漫画から映画を想起する、といった

趣旨の発言をされてましたが、

印象的なシーンをどう撮るのか!?

監督の手腕の見せ所のひとつです。

複数回みる映画については編集の仕方やカメラワークが気になります。

 

前述の北野武監督作品で『座頭市』だと例えば

”雨の中で斬り合うシーン”

”石の灯篭を居合い斬りするシーン”

”ラストのタップダンス” などなど。

特に”石の灯籠を居合い斬り”

撮り方が下手だと嘘っぽくなってしまいますが、

灯籠の重量感・居合斬りの凄みが臨場感をもって伝わってきました。

 

最大の見せ場をプロモーションで打ち出すか否かは、

非常に難しい判断だと思います。

『ミッション・インポッシブル ローグネーション』

トム・クルーズが飛行機にしがみついて飛び立つシーン。

番宣でガンガン流れてましたが、

映画の中では一番スリリングな画でした。

監督さんとしては、ベストカットを

映画館で初めて目にしてもらいたい処でしょうけど、

インパクトのあるシーンで宣伝をする必要があるので

悩ましいだろうなぁと推測されます。

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, 映画