お金は天下で回っていく〜valuとクラウドファンディングを横目に〜

      2017/06/14

1,000人の人に1円ずつもらう

同時に

1円1,000人に配る と

どうなるのかたまに妄想する。

 

財布の収支はプラスマイナス0である。

が、お金のやり取りが発生することで

人と人が繋がったり、コミュニケーションが生まれる、

時には承認欲求が満たされるのではないか。

つまり、まったくお金の動きがないよりかは

流動性があった方が、社会にとって生産的であるとはいえる。

お金を使ったり稼いだりする、出し入れが行われると

なんらかのムーブメントが生まれる可能性は高まる。

 

VALU がネット上でトピックになっている。

VALUというサービスを公開しました (中村 洋基氏のブログ記事)

たどり着いたのは、「じぶん株式会社」という考え方でした。

(中略)

ならば「じぶんのトレーディングカード=株券」を発行できれば、

継続的にその価値を持てるどころか、やりとりができる。

新しいものになるのならばつくってみよう、という動きになりました。

(上記リンクより引用)

クラウドファンディングが プロジェクト単位で行われるのに対して

VALUは個人に紐付いている、といったイメージ。

両者共にその性質をざっくばらんにいうと、

例えば映画監督が先に資金を集めてから映画をつくる

出資者には特典を付与する。

よって元手がなくても大きな映画の制作が可能となる。

 

いわば信頼を切り売りしてるようなものである。

VALUに関してはローンチ後まもないので賛否両論が出ているが、

”儲け”が出ている人は、”信頼”を売っている訳であり

お金を投資したファンの期待値に応えていかないと

結果的に”自身の資産”を失うことになる。

 

私は現状、売りに出しても構わない

”信頼”という名の資産の余裕がないという判断で

VALUやクラウドファンディングについては手を触れていない。

自分の信頼をレバレッジに、身の丈を超えた

チャレンジを行う際に、ひとつの選択肢として視野には入れている。

 

私見ではあるが、若い人なんかは失敗も許されるだろうから

やりたいことがある方は

クラウドファンディングをどんどん有効活用するのが良いだろう。

なにも動かないよりかは、成否を問わずに

お金は天下で回っている方が

世の中も活性化していくというものである。

 

 

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, 企業・ビジネス