なぜ日本では”お金”の話がタブー化されるのか、三田紀房先生が教えてくれた

      2017/06/21

売れるマンガはパターンでつくれる (マンガ家・三田紀房インタビュー)

「お金は汚いもの」「金儲けは卑しい」という

日本人に根付いた感覚の要因は何なのか

長らく疑問だったのですが、

『ドラゴン桜』などの作品でおなじみの

三田紀房先生の仮説が腹落ちしました。

 

かいつまんで言うと、

徳川家康が怖がり

◎大名たちに裏切られないよう、財力を持たせない

◎武士達の不満を爆発させないために…

士農工商という身分制度で武士にプライドを持たせる

(これが清貧の正体かも)

商人一番身分が低いところにポジショニング

「金はもっているけど卑しい奴らだ」という価値観の定着

 

なるほどなぁと思わず膝を叩いた。

歴史により埋め込まれたDNAはいまだに

現代に生きる私達に影響を与え続けているのかもしれない。

徳川家康公、ほんまにあんたは古狸や…。

 

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気になったので『インベスターZ』の1巻を読了。

お金という概念の成り立ちなどが説明されており勉強になります。

 

ちょっと思ったのですが、

漫画を一気読みできるるように

期間限定で全巻読み放題のKindle配信サービスなども

いずれ出てきそうだなぁ。

買い揃えるのは気がひけるけど、

短期間で読破したいという一定のニーズはあるのではないかと。

 

T.HASE拝。

 - コラム_T.HASE, 本・マンガ