”違和感”の正体を、佐藤ねじ氏に見出す
2017/03/31
生理的に受け付けないものが
のちのち好きになるケースが多い。
それだけ、心にさざ波を立てられているということか。
NEWS PICKSでもインタビューが掲載されていますが
アートディレクターの佐藤ねじさんが気になり出しました。
視点が面白くて、ブルーオーシャンを開拓し続ける
引き出しの多さ/アクションの数など見習うべき点が多いです。
佐藤ねじ、独立。カヤックで育った、ひとりのクリエイターの分岐点
誰がどういう気持ちでその「いいね!」を押してくれたのか
というところにはこだわる仕事がしたい(インタビューより引用)
ドーンと面を取りにいくよりも、点を狙っていく。
そして、丁寧に点と点を繋いでいくことに注力していきたい。
佐藤ねじさんが手掛けた
変なWEBメディアがバズった時に
チラッとサイトをみたのですが「なんじゃこらー!?」と思ったのです。
技術的にはすごいというのは伝わるけど、生産性が無く違和感しか無かった。
すぐに閉じた訳ですが、知らない人(自分)に
この位のインパクトを残さないと、そもそも口コミで広がらないですよね。
改めて見返すとジワります。
書いている内容はスタンダードなものだったりしますが、
時間帯によってテキストを可変させる視点はなかった。思わず脱帽。
小泉今日子さんなども、幼少期はなんで人気を得てるのか
ピンときてなかったのですが、『あまちゃん』キッカケで
コラムなども読むようになって一気にハマりました。今では私にとってのアイドルです。
『あまちゃん』繋がりでいうと、クドカンこと宮藤官九郎のドラマも
話題になり始めた頃は、一過性の流行りだろうと踏んでいたのです。
もうひとつ話を連ねると、クドカンが出ていてた
ドラマ『カルテット』の脚本家、坂元裕二氏 も記事で先述した通り
まったく好きになれなかったのが逆転した物書きさんです。
そう考えると、嫌われるくらいに
周囲をザワつかせるパワーがクリエーションに必要ということなのでしょう
只、他人のイヤなことをしろ、ということではないのでひとつご了承ください。
『変な提案をする為に、プレゼン時は相手に失礼のない正装でいく』という
クリエーターの方がいらっしゃいましたが
バランス感覚を保つことがセンスであると思います。
[amazonjs asin=”4822251802″ locale=”JP” title=”超ノート術 成果を10倍にするメモの書き方”]
T.HASE拝。