雑誌『Pen(桑田佳祐 特集)』と『BRUTUS(自然写真入門)』が買いである。
毎号1つのテーマを元に編集されている
カルチャー誌ということで共通点が多い。
値段も Pen:¥680 BRUTUS:¥650 とほぼ同じ。
読者層も極めて近いのではないだろうか。
私は気になった特集があった際に買っており
9月号は両誌ともにゲットしました。
Pen:1冊まるごと桑田佳祐 BRUTUS:自然写真入門
(因みにBRUTUSは以前、桑田佳祐 特集を組んでおりました それも買った)
それぞれ、期待に違わぬ読み応えのある誌面の内容でした。
桑田さんにまつわる幼少時のほろ苦い思い出はこちらにて↓
俺の作詞道 〜其の四『Bye Bye My Love』桑田佳祐〜
印象的だった記事は
『メッセージが伝わる声の秘密は、倍音とノイズ性成分にあった!』
(鈴木創氏 日本音響研究所)。
聴いた感じでもそうではないかと思っていましたが
やはり、桑田さんの声は倍音とノイズ性成分が多く含まれていることが
鈴木創さんの解析により証明されています。
ノイズはものすごく重要で、音の存在感を際立たせるのに欠かせない要素です。
ノイズそのものが音楽と言っても過言ではない。
先日、尺八の演奏を聴いたのですが
音にならない音、空気のボーボーと鳴る振動(意味が伝わりますでしょうか!?)に
奥ゆかしさ・音楽としての艶を含んでいたのです。
一度耳にしたら忘れられない
桑田さんの歌声の理由(わけ)に改めて納得しました。
『BRUTUS』は自然写真の特集だったのですが、
ピーター・ビアードさんという作家・アーティストさんが目に止まりました。
小冊子になっていたのですが、
自然・野生・動物をモチーフとしたコラージュがインパクトあり独特のテイスト。
毎日欠かさずに創っている日記がアートとなっており
クリエイティブを生み出し続けるパワーに頭が下がります。
アンディー・ウォーホールとも交流があったようで
作風に通じるものがあります。
もし気になられた方は両誌ともに9月号
オススメなのでチェックしてみてください!
T.HASE拝。