ガンバ大阪、絶不調に陥り非常に心許無い2018年の春。
5節までの戦績が降格した年と一致。勝てないガンバの「ふんわり」問題。
私がサポーターとして応援しております
ガンバ大阪、只今J1最下位です。
既に危険水域に達しております。
J2降格、絶対ダメです。
今シーズン、テレビで観戦したのは以下の試合。
- 第1節 名古屋戦 フルタイム
- 第2節 鹿島戦 後半から
- 第6節 神戸戦 フルタイム
久しぶりに先週末、試合を見ましたが
チームの状況があまり変わり映えしておりませんでした。
守備に統制がとれていない印象です。
球際への寄せが緩く、セカンドボールを拾えていない。
どのポイントでボールを奪いにいくかハッキリとしていない。
チームの舵取り役にあたる
ボランチのスタメンが
固定できていないことが大きな要因です。
【ガンバ大阪の2018 ボランチ】
第1節 名古屋戦(2-3)
MF 17 市丸瑞希
MF 34 福田湧矢第2節 鹿島戦(0-1)
MF 17 市丸瑞希
MF 21 矢島慎也第3節 川崎F戦(0-2)
MF 7 遠藤保仁
MF 17 市丸瑞希第4節 柏戦(2-2)
MF 17 市丸瑞希
MF 15 今野泰幸第5節 FC東京戦(3-2)
MF 7 遠藤保仁
MF 8 マテウス第6節 神戸戦(0-1)
MF 7 遠藤保仁
MF 8 マテウス
毎試合のようにボランチの組み合わせが変わっている。
市丸瑞希(以下、選手名は敬称略)への期待値が
高かったと思われますが
怪我で離脱してしまいました。
ボランチの軸を確定できないのは
井手口陽介の移籍、
今ちゃんこと今野泰幸の怪我による不在
によるところが大きい。
今ちゃんカムバック!!
こうした経緯になったのは
チーム編成に要因があります。
新しく加入したブラジル出身のボランチ
MF 8 マテウス。
ドリブルで前にボールが運べて
ミドルシュートにパンチ力があります。
が、攻撃に特長のあるプレーヤーが多いガンバにおいて
なぜマテウスのようなタイプの選手を更に獲得する必要があったのか!?
神戸戦では前の位置から戻りきっておらず、決勝点を取られてしまいました。
今チームにとって必要なのは
泥臭く献身的にボールを刈り取れる守備偏重型のプレーヤーです。
つまり井手口や今ちゃんと同タイプの選手が
欲しいところだったのですが、如何なものでしょうか。
ポジションが重複してるといえば、トップの
FW 20 長沢駿 と FW 11 ファン ウィジョ。
タイプでいえば柔と剛といったところですが
ふたりともポジションはセンターフォワードです。
ファン ウィジョが右サイドに配置されており、
強引にシュートまで持っていこうとする姿勢はアグレッシブで良いです。
しかしポジションが右サイドの為に、少ないチャンスを活かそうと
シュート1択になっておりプレーが読めてしまいます。
長沢の高さを活かすなら、サイドにはクロスの職人のような
ウィングプレーヤを入れるべき。
二人共に優れたFWですが、併用は実に悩ましいところです。
毎年のようにガンバユースから
テクニックに秀でて総合力の高い選手が
トップに昇格してきます。
そしてJ1でブレイクすると決して高くない移籍金で海外へと巣立っていく。
海外チームから移籍金を引き出した上で、助っ人を補充していくという
チームを循環させてバランスを取る必要もあるのではないでしょうか。
若手のチャレンジに対して寛大であり度量が広い一方で
移籍ビジネスの駆け引きに後手を踏んでいるように見えなくもない。
最下位に沈んでいる成績を踏まえると
ラインを下げてカウンターを狙うという守備戦術をとる選択肢もあります。
若手にチャンスを与えたり、試合運びにおいてレベルの高い次元を目指すのは
もう少し順位が上がってからで構いません。
もう二度とJ2降格の憂き目を見ないよう、
天に祈るばかりでございます。
サッカー観戦はあくまで趣味だけど
日常生活のテンションにも影響を及ぼしますので
ガンバ大阪関係者の皆さま、何卒なにとぞ宜しくお願い申し上げます。
T.HASE拝。